今年、TSUSHIMAで誉れよう!
給付金、何に使いましたか?
俺はPS4。
品切れで中古価格が大高騰の中、Joshinで売り始めたので慌てて駆け込んで買ったら、初期設定がハングルだった。
Google翻訳で訳しながら日本語設定にした。ウケる。
それで十三機兵防衛圏とかやったわけだが。
『十三機兵防衛圏』公式サイト
http://13sar.jp/
フラグ管理ギッチギチのテキストゲームにして重厚ドSFにして巨大ロボット戦略シミュレーション。
盛り盛りの盛りすぎゲーム。
13人の高校生がタイムスリップ機能つき巨大ロボット「機兵」で戦中昭和と1970年代と未来を行き来し、それぞれの運命が交錯するSF群像劇。
めたくそ面白いのだが、「比治山隆俊が女装男子と焼きそばパンのことしか考えてない」くらいしかシナリオのネタバレができないので皆、奥歯に物が挟まったような言い方でしか褒められないという欠点がある。
これだけで1本ブログのネタにしようかと思ったが、やっぱりネタバレだらけになるので無理だった。
「1個前の真相の方が面白かった」というのはそう思う。
で、その後デス・ストランディングとかやってたがそれだけでブログのネタになりそうなので今回はやめとく。
本題はこれだ。
Ghost of Tsushima Game | PS4 - PlayStation
https://www.playstation.com/ja-jp/games/ghost-of-tsushima-ps4/
この夏、最強の鎌倉武士になって蒙古映えしよう!
アホみたいなこだわりがあるわりにイージーモードがある。
これよこれ。
『バイオハザード』の1の最初のゾンビ犬で全弾を撃ち尽くして2匹目のゾンビに殺されて以来、アクションゲームがトラウマになっていた俺への救済策。
『スカイリム』もイージーモードで暗殺ギルドシナリオで「毒か弓か魔法でこっそりやれ」と命じられた相手を公衆の面前でウォーハンマーで撲殺、衛兵に逮捕されて服役してそのまんま投獄シナリオに突入した俺への救済策。
キツネチヤンと触れ合ったり。
(※稲荷の使いなのでエキノコックスとか心配しなくて大丈夫です)
何となく尺八を吹いてそれを写真に撮ったり。
素晴らしい景色の和歌スポットを見つけると雅を知る主人公が自動で和歌を詠んでくれたり、とにかく自由。
俺、まだ自動和歌機能解放されてないから自力で詠む羽目になったんだけど。
「雨近し松のたたずむ荒磯に汝(なれ)も一人か我も一人か」
(攻略ルートはドン詰まりだしゲーム内に雨は降ってるし馬と松の木くらいしかいないし何とかしてくれよ)
シナリオ上、この柵の内側に入って敵と戦わなければならないが柵の内側に入る方法がわからず途方に暮れる心情を詠んでみた。
その後、イベントをこなすと自動で入れたことがわかった。
脳筋で突っ込むが和歌だけ自力で詠む歌仙兼定プレイスタイルと名付けることにした。
しかし今日、このゲームの本質がわかった。
俺は「ステルスアクション」というジャンルを全く知らなかった。
スカイリムの暗殺ギルド(以下略)
主人公が「闇討ちなど武士道に反する、正々堂々と戦いたい」と悩みながらステルスアクションで蒙古を殺す異色のゲーム、ゴシマ。
しかしこれいちいちステルスして5人続けて暗殺して、自分1人で何十人もいる蒙古の野営地を空になるまで暗殺しまくるの大変なんじゃが、全然イージーじゃないんじゃが、と肩で息をしていたら。
今日、全然そんなゲームではなかったことが判明した。
崖の上から蒙古の野営地の物見やぐらに飛び移り、上にいる弓兵だけ素早く殺害。
屋根の上の制空権を取る。
ガードスキル「矢そらし」。
これは本当なら左レバーを押し込みながら○ボタンで回避という複雑な操作をしなければ防げない矢攻撃を、ボタン1個押しっぱなしにするだけで主人公が勝手に格好よく矢を切り払って防いでくれる便利スキル。
これを習得すると敵弓兵は突っ立って斬り殺されてくれるだけのただの人形になる。
それで高いところにいる弓兵をサクサク排除。
物見やぐらの上で仲間が死んでるのに地べたの蒙古ども、何も気づかずに能天気にギャーギャー喚いてやがる。
(※敵がどこにいるかわかりやすくするため、蒙古兵は常に大声で何か喋っている)
物見やぐらの上の弓兵は、実は結構簡単に殺せる。
問題はその後、地面に降りられないのだ。
うまいこと敵がやぐらの近くに来てくれれば落っこちながらの闇討ち(アサシンクリードで言うところのイーグルダイブ、らしい)で1人は殺せるのだが他の全員に見つかって砦全体が大騒ぎになって面倒なんだよなあ。
そもそもそんなうまくやぐらに近づいてくれるアホな敵、あんまりいないんだよなあ。
それで何となく、敵の集まってるド真ん中にてつはう投げてみた。
そこにいた敵全員が、もれなく赤HPになった。
これは爽快だ。
ちなみにこのゲーム、主人公の攻撃は無辜のツシマの民に当たらないようになっているので、店で操作ボタンを押し間違えただけで殺人犯になってしまい投獄されるということがない(スカイリムではよくあった)
うっかり操作ミスで町の真ん中で日本刀をズバッと抜いてしまっても、主人公の異常行動に一般市民がビビる、ということがない(スカイリムではよくあった)
敵が卑劣にも民草を人質に取っている場合も、てつはうを投げつけても人質には当たらないので大丈夫です。
何て親切なゲームなんだ。
リアリティなんかあってもいいことないんだな!
(※時と場合によります)
しかしこの後どうするかなー。
瀕死でもわりと人数いるしなー。
よそに行って帰ってきたらこの砦の連中、回復したりリスポーンしたりしてるんだろうなー。
手ぶらで帰ったんじゃてつはう分だけ赤字だなーと思いつつ裏手に回ってみたら。
敵蒙古隊長が、しっかり瀕死赤HPになってるのに俺に殺されて特殊な経験値をくれるために1人で崖まで追いかけてきた。
そんなオイシイ話あっていいの?
それで正面から砦に突っ込んでみたら、あと一撃で死ぬ連中が次々襲いかかってきて勝手に死にやがった。
なぜかこの砦、蒙古と地元野盗が入り交じって、どうやらモメていた。
てつはう投げる前から勝手に赤HPになってたやつもいたらしい。
サブクエスト完了。
……こ、こんなに簡単でいいの!? マジで!?
というわけで「買ってみたけど難しい」と思っている人。
大急ぎでどうでもいいサブクエで経験値を稼いで「てつはう」「矢そらし」を習得しましょう。
侍の誉れ? 蒙古馬に喰わせろ。
ヤバい。アクションゲーム、楽しい。
しかもゴーストオブツシマ。
「こんな立派なお侍様が生き延びていたなんて! 蒙古からわしらを助けてください!」
「お侍様! ありがとうございます!」
「蒙古にやられて死にたくないー! 助けてお侍様ー!」
その辺のモブがメッチャ主人公を慕ってくれる。
いや皮肉を言うやつも後から出てくるらしいんだけど。
「仕方ねえなあ、採算合わないけどちょっとてつはう投げてやるくらいなら。どうやらてつはう投げは選ばれしこの俺様にしかできないみたいだし」
気持ちよくお使いクエストにのめり込める。
もう1つ重要なバトルスキル。「くない」
てつはう、弓矢のようにいちいち照準を合わせる必要がない。
当たったら敵が必ずよろめくので、デカい武器を持っているやつにかますと殺すのが簡単になる。
「お侍様の戦い方じゃない」
褒め言葉と思え。
てつはうもくないもメチャメチャ落ちてるのでバンバン使いましょう。
「あっ足りない」というときに限って見つからないんだけど。
アクション下手な人こそやろう、俺でもできるゴーストオブツシマ!
SEKIROとか絶対できない!
余談。
モブ人間敵は蒙古と野盗の2種類いて、出会うと勝手にいがみ合い争い合う。
これ、モメてるからといって「まあまあキミたち、ちょっと話を聞きたまえ」と割り込むとなぜか一致団結して両方、主人公に襲いかかってくる。
これが「野生の熊」だと蒙古とかツシマ人とか主人公とかかまわずにまんべんなく襲いかかってくる。
実際、よく蒙古の陣が熊の襲撃でやられている。
熊の力を借りるとイージーモードがよりイージーになる。
本当なら対馬にはいないはずの非実在ヒグマ、うまく利用しよう!
正面から戦うと超強くて超怖いぞ!