アートアクアリウム展 〜京都・金魚の舞〜

昨日、大丸ミュージアム「アートアクアリウム展 〜京都・金魚の舞〜」に行ってきました。
平日だから人がスッカスカで快適だったw
水槽をバシバシ叩くガキもあんまりいなかったし。


てっきり写真撮影禁止かと思ったら皆バシバシ携帯カメラで撮ってるので、持参のデジカメを出す。
が……電池アイコンが赤く光ってる。
ヤバい。幸いにして動物撮影モードはフラッシュが光らないから普通よりは保つはずだけど。
もうちょっと我慢して、持ちこたえて、と言い聞かせながら先に写真だけバシャバシャ撮った。
撮ってから入口に戻って改めて鑑賞。
何なんだよ一体。


入り口、入ったところにいきなり錦鯉。
いや、金魚じゃねーし。
続いてパロットファイヤ。
いや、金魚じゃねーし。
先が思いやられる。


上記サイトでわかるように「花魁」はかなりの過密飼育。
が、よく見ると濾過は充実してる感じ。
展示水槽自体は狭くてもよく見ると仕切りにスリットがあり、機械類をバックヤードに隠している気配が。
ただし「行灯水槽」だけは水流が感じられず、どこに濾過が入ってるのかいぶかった。
いや上下に機械入れるスペースがあるからどっかに入ってんだろうけどさ。
問題は濾過よりもむしろ照明がころころ変わって金魚が落ち着かないことにあると思う。
29日までやってるけど早めに行かないと金魚が弱ると思いますw


脳内美樹がうるさいが、どこもかしこも東京タワー水族館みたいにされても困るのでたまにはよいではないか、となだめる。


「花魁」は上見と横見が逆だったような気がするんだが……
琉金やらんちゅうなど頭や尻尾の形が立体的な魚は「上見」。
コメットなど原種フナ体型に鮮やかな模様を入れたのが「横見」。
……コレクションの方ではその辺ちゃんとしててらんちゅうを上から見たりできたんだが……?)
ちなみにこれ、上が開いてるのでそばで見るとなまぐさいw


屏風水槽がなかなか楽しかった。
黒出目金しか入ってない部分とかあって風流。
音楽に合わせて水の波紋や鯉のシルエットが映し出されるが、そこに金魚自身の影も加わってなかなか優雅。
入ってる魚は全然落ち着かないだろうけどなw


花房のところで「深海魚みたいー、チョウチンアンコウとか」というカップルの声に、
脳内美樹が「全然違う!」と叫ぶのを「まあまあ、ファーストインプレッションの意見を聞けてよかったじゃないか」となだめる。
ブロードテール琉金のところで老婦人が「フナの顔してるねえ」と言うのに、
「それ色だけの感想でしょう! 琉金にフナ要素なんて残ってない!」とやはり脳内美樹が叫ぶのをなだめる。
……最近、人格の分裂を感じる。


ヒレの短い金魚は泳ぎが不得意だが、長すぎる金魚もヒレに引きずられるようにフラフラしている。
纏足した女性の美、中国の美的感覚だなあとしみじみ思う。


ジャンボ金魚ってパ●オにいたやつじゃねーの、とか、出口に「協力:カミハタ」のポスターが貼ってあったりして噴いたり、とか、出たところのグッズ売り場のしおりが「京都の花」で金魚関係ねえ!とか、飾ってある金魚の絵が出目金のヒレが導火線になってて爆発する前衛的な雰囲気だったりして若干怖かったり、とか、いろいろありました。


写真、たくさん撮ったのでアルバムに貼っておきました。