本格ミステリ作家クラブ 10周年記念フェア トークショー&サイン会

梅田紀伊國屋様にてこのようなイベントがありまして。





こるものさんは本格ミステリ作家クラブ10周年記念の一連の本全部に関わっている。
大阪在住なのに何で呼ばれてないんだ、とツイッターでわめいていたところ、親切な方々の尽力によって昨日の今日になって急遽主催側で参加することに。


集合場所にたどり着いた途端。


「こるものさん、メールしたのにレスなかったから都合悪いのかと思って」


……あああああああああああああ!
始まってもないうちから大失態を!
サーバが、サーバが悪いんですきっと!
あやつめ有料アカウントのくせに断りもなくシステムとアドレス変えやがったから!
申し訳なくてあちらとあちらには足を向けて寝られない(※そろそろ四方全部埋まる)


ところでこのイベント。
普通のサイン会に比べて作家の数が尋常じゃなく多い。
ひな壇でも作るのかと思いきや。


「じゃ5人くらいずつに分かれましょう」


結果。


・『ミステリ・オールスターズ』リレー小説組
・『ミステリ・オールスターズ』短編組
・『TRICK×LOGIC』組
・『本格ミステリ大賞全選評』組


以上に分かれてシフト制でトークすることに。
俺は『ミステリ・オールスターズ』短編組。


メンバー。


辻真先さん
北村薫さん
芦辺拓さん
小森健太朗さん


「……なぜ私はここにいるのでしょう?」


俺の人生初体験読者向けトークの第一声はこれに。


てか会場のお客様の数が半端でない。
スタジオパークのOPみたいなことになってた。


「……あの、この方々はいつから並んで……」
「開店前からですね」


二重三重に失態を重ねた気がしてならない。


トークが終わるとフリーサイン会。
具体的に何をするかと言うと、本棚に既刊と著者写真が飾ってあり、その前でブラブラしている著者を捕まえてテキトーにその辺の机でサイン。
机が埋まってるときは空中でサイン。
スターダムな方々は普通に机の前に行列ができている普通のサイン会だが、その他は立ったままサイン。


……会場にいる全員のサインをもらうには、紀伊國屋店内をフリーダムに歩く著者全員を捕まえなければならないというオリエンテーリング状態に。


「……これ、東京でやったら確実に暴動が起きるんですが」
「明日は別の会場を用意することになりました」


何という実験イベント。大阪でしかできなかったぞ。
キャラを立てようとえのすいで買った「魚へんの漢字がいっぱい書いてある寿司屋の湯のみのようなTシャツ」を着ていたのだが、正解だった。
下手にフェミニンでシャレオツな格好をしていたら、俺のことを男だと思っている読者様に見つけてもらえないところだった。
そしてサインをしながら気づいたが班分けが別になった時点で俺は著者勢揃いのトリロジトークを聞けない。
(※どのみちネタバレトークはない)


というわけで明日(というか今日)・2日目は普通に会議室か何か借りてトーク&サインするようです。
多分そんなに探さなくても大丈夫……と思うけど、一応葛西臨海公園で買ったマグロTシャツ着ていきます。


『ミステリ・オールスターズ』にはTHANATOSの番外超短編載ってます。
珍しく物理。