いよいよ今日。
というわけでTHANATOS5巻『赤の女王の名の下に〜The Blind Wacthmaker〜』発売です。
↑いちいち英語タイトルまで書いてるのは、これ気に入ってるから。
実はメフィスト賞の〆切に間に合わず、講談社から電話連絡を受けた後にメールで送りつけた作品です。
しかしTHANATOSのストックはこれで最後!
ここからはリアルタイム刊行だ!
(執筆数と数が合わねーじゃんと思っている貴方。
……この世には、没と自主没の2つがあって……)
しかし高槻君が真の能力に覚醒したこれからがTHANATOSシリーズの本領!と自分では思ってます。
真樹もどんどんしっちゃかめっちゃかになる予定。
というわけでお願いだから6巻のプロット読んでください担当Pさん!
プロットと実際の作品が全然変わったのは、パラクロ以来の超展開。
(実はパラクロのプロットには最後2章がまるっとなかった)
どうやら美樹と湊は、俺の思い通りに動いてくれないらしい。
さてメフィスト賞には「キャッチコピー」という項目があって、自分でコピーをつける。
俺はこれが結構好きなので、賞に出してない作品にもつけるようになった。
座談会に載ってるけど、
・パラクロ→真に価値ある密室は開ける必要さえもない
・まごころ→全てはグッピーに始まり、グッピーに終わる
・フォークの先→私は日給五万円で、死神に魂を売りました
・リッターあたりの→1リットルの瓶の中に、友情、謀略、そして殺意
フォーク、リッターはわりとそのまま帯に載ってます。
で。座談会に載ってない『赤の女王〜』のコピーがこれ。
「犯人はいない、敗者がいるだけだ」
うーん、跡形もない。
ちなみに第二候補は、
「湊俊介17歳、ヒューペルボリアの神官戦士」でした。
てかこの本のタイトル、『湊俊介の悪夢』にしようとして担当さんに止められた。